カテゴリー: Windows
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仕事で、VisualStudio 2012を使っているのですが、InstallShieldだけ、flexerasoftwareよりダウンロードして、インストール、さらに、アクティベーションする必要があります。

この前、Windows10のアニバーサリーアップデートにて、更新がかかり、開発機がバージョンアップしました。

いつものように、ビルド、セットアップを作成しようとすると、VisualStudioにてプロジェクトをロードすると、セットアッププロジェクトのロードに失敗します。

なぜだか、アクティベートされていないということになってしまいました。

仕方がないので、再アクティベートしようと思ったのですが、ライセンス登録の画面自体が表示されません。

で、いつものようにGoogle先生に尋ねたところ、レジストリを修正することで、ライセンス登録が出来るようになりました。

 

\\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\InstallShield\19.0\OfflineTransactionPending  [DWORD]

この値を 0-3の値にすることで、ライセンス登録状態が変化し、プロジェクトの作成にて、「InstallShield Limited Editionの有効化」をすることで、ライセンス登録画面が表示されます。

 

ここまでは、みなさん行きついた人もいると思います。

しかし、なぜだが、Onlineにてアクティベーション出来ないというのが、最大の問題でした。

仕方ないので、Offlineアクティベーションを行うことで、なんとかアクティベート成功するようです。

flexerasoftware側で、なんらかの状態管理をしているような気がします。

 

で、Offlineアクティベートは、ライセンス登録時にOfflineを選択します。

すると、要求コードのようなXMLが表示されるので、それをSaveボタンで保存します。

ファイルは、License.requestという名前で保存されます。

このファイルをflexerasoftwareへ添付送付することで、返事が来ます。


 

送付先: Offline Activations <このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。>

件名:InstallShield Activation Request

内容

Hello

 

Activation fails many times.

It came to occur after updating to Windows 10 Aniversary.

I would like to do Offline Activation, so thank you.


すると、割とすぐ返信があり、添付にlicense.resoponseが付いています。

これを登録することで、アクティベーション出来るのですが、ちょっと工夫が必要なようです。

プロジェクトの作成にて、「InstallShield Limited Editionの有効化」をしても、ダウンロード画面を表示してしまうので、上記、レジストリOfflineTransactionPending  に 2を入れて、「InstallShield Limited Editionの有効化」をしてみると、見事に登録画面が表示されます。

これに Loadにて、license.resoponseを読み込ませることでアクティベーション出来ました。