カテゴリー: スピーカ修理
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またまた、朽ちてしまったエッジです。

 

また、いつもの業者から手に入れて、修復してみましょう。

今度のサイズは、  4-1/2 Angled Attach Type 3 SWK45C とかいうのが、合ってそうです。

とりあえず、注文しましょう。 <- 2013/12/14

1枚$5.95、2枚注文を出して、割引が$0.60付きました。

$11.90 - $0.60 + 送料($9.05) = $20.35

かなり、お安いです。

 

年末にやっと、届きました。 <- 2013/12/31

こんな感じの黄色の封筒で届きます。

最後は、郵便の方から手渡しされるようです。

 中身は、いつものように、商品と説明資料と木工ボンドと綿棒です。

商品は、綺麗で寸法もあっているようです。

スピーカーワークスは、ほんと、ええ仕事します。

 

今回は、ドライバーが使えないので、六角レンチを用意して下さい。


修理開始としましょう。

第一工程は、エンクロージャーを開けて、ウーファーを取り出します。

まず、表の6本のネジを外して下さい。

次に殻割りします。

これが、なかなか開かなかったのですが、ナイスな技を発見しました。

写真のようにラジオペンチを右側のミゾに差し込んで、両手でペンチを開いてみて下さい。

パカッと取れます。

一応、KURE556とかを使って、とれやすくしてからの方が良いかもしれません。

 

パカッととれた時にパシャッと撮ってみました。

こういうのを撮影しておくと、後で配線を戻す時に参考になります。

こっちは、エンクロージャーの中身です。 今回の作業には、関係無いです。


エントロージャーを外して、ウーファーのまわりのネジを4本外せば、ウーファーが簡単にとれるかと思いきや、くっついていて取れませんでした。

なので、写真の様に、マイナスドライバをつっこんで、テコでこじあけてやりました。

やっと、取れました。 ほっ

こっからは、ガスケットを外して、エッジの張替えです。

ガスケットは、ウレタンのような素材でした。

丁寧かつだいたんに、剥がしましょう。

危険な作業ですので、必ず軍手をして行いましょうね。


 うまく剥がせたら、綺麗に保存しておいて下さい。

後で、使いますから

古いエッジは、完全に除去して下さい。

それでは、スピーカーワークスから届いたエッジを貼り付けます。

今回は、口径が小さいので、そんなに慎重にしなくても、適当に真ん中になってれば良さそうです。

綺麗に木工用ボンドで貼りつけて、取り去ったガスケットを戻してやることで、美しく仕上がりました。

これを、もとのエンクロージャーに戻してやれば、完成です。

ボンドが乾いてなくても、戻して絞めつけてしまえば、良い感じに仕上がります。

しばらく、エージングすれば、元の低音が戻って元気に鳴ってくれます。

 

ご苦労様でした。