PHS300が壊れました。 とても、残念です。

しかし、外出時のネットはほしいです。

だから、HT-03Aを手に入れました。

初アンドロイドです。

 

購入方法は、例のごとくヤフオクです。

6300円で落札、とてもお安い。

 

なぜ、HT-03Aを手に入れたか、実は、こいつは、ロムを簡単にアップグレードでき、かつ、無線LANアクセスポイント化も可能だということです。

通信は、B-Mobile U300を使い、300Kbpsながら、常駐接続 \2200程度で済むことから、決断しました。

 

作戦は、以下です。

HT-03Aを安く手に入れ、Android 2.2にアップグレード、そして、B-Mobile U300でモバイル回線ゲット。

最後に、WirelessTetherで、無線LANアクセスポイント化です。

 

では、2011/05/30時点での、HT03A Android2.2化の手順を記載しておきましょう。 自分が忘れることもあるので・・・

 

 


 

準備する物

  • android-sdk
  • SuperOneClick
  • flash_image(dwang-v1.17.1.zipの中から抜き取る)
  • recovery-RA-sapphire-v1.7.0G-cyan.img
  • update-cm-6.1.0-DS-signed.zip
  • libhtc-ril-so.zip
  • gapps-mdpi-tiny-20101020-signed.zip

 

android-sdkをダウンロードして、PCにインストール。

 

  1. Root奪取
    SuperOneClickで、頑張る。 SuperOneClickとは、PCにセットアップして、HT-03AのRoot権限を奪ってくれる頼もしいやつです。

  2. recovery-RA-sapphire-v1.7.0G-cyan.imgを手に入れる
    HT-03Aには、通常の起動ではなく、リカバリ起動というものがあります。字のこどく問題があった時に最後の砦となるソフトウェアです。 で、このリカバリツールを使えば、 リカバリーはおろか、OSの書き換えまで可能です。 ですので、どっかから手に入れる必要があります。

  3. flash_imageを手に入れる
    HT-03Aの1.6は、flash_imageが削除されているらしいです。 ですので、どっかから手に入れる必要があります。 リカバリイメージを焼き付けることが出来ない為です。
    当方は、dwang-v1.17.1.zipをどっかから入手して、その中からぶっこぬきました。
    HT-03AにMicroSDを入れておきます。 そこに、flash_imageとrecovery-RA-sapphire-v1.7.0G-cyan.imgを投入します。 とりあえず、HT-03AをPC接続します。 この時に、ドライバを聞かれるので、AndroidSDKに入っているUSBドライバを指定します。
    AndroidSDKには、接続している機器の中でコマンドを打ち込むことが出来るツールや、ファイルを送受信するツールが含まれています。 このツールを使って、上記の2つのソフトウェアをAndroidへ投入します。 Dosプロンプトから、以下のコマンドを打ち込みます。
    adb push flash_image /sdcard/flash_image
    adb push recovery-RA-sapphire-v1.7.0G-cyan.img /sdcard/recovery-RA-sapphire-v1.7.0G-cyan.img

  4. RA-sapphireをリカバリイメージに投入
    Dosプロンプトから「adb shell」を打ち込むと、HT-03Aに進入し、コマンド待ち状態になります。
    「su -」と打ち込むと、Rootになれます。 Rootとは、権限MAXのえらいさんになるということです。
    flash_imageをosに書き込む為に、以下を打ち込みます。
    「mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock3 /system」
    とりあえず、sdカードフォルダへカレント移動しておきます。
    これで、osの一部を書き込み可能な状態にします。 そして、flash_imageを書き込みます。
    「cp flash_image /system/bin/flash_image」
    続けて、RA-sapphireをリカバリイメージに導入します。
    「flash_image recovery /sdcard/recovery-RA-sapphire-v1.7.0G-cyan.img」
    これで、準備万端なので、コマンドを終了します。
    「exit」して下さい。
    ※cpコマンドが使えない場合、以下のコマンドで対応できるそうです。
    cd /system/bin
    ln -s /system/xbin/busybox cp
    もしくは、SuperOneClickで、root shellを行い、以下でどうでしょうか。
    adb push flash_image /system/bin/flash_image

  5. カスタムROMをコピー
    書き換えるOSや同時にセットアップするソフトウェアを準備します。
    HT-03A用のAndroid2.2を手に入れます。 update-cm-6.1.0-DS-signed.zipです。
    HTC用のSIMライブラリも手に入れます。 libhtc-ril-so.zipです。
    googleアプリも手に入れます。 gapps-mdpi-tiny-20101020-signed.zipです。
    これらをMicroSDにコピーします。
    「adb push update-cm-6.1.0-DS-signed.zip /sdcard/update-cm-6.1.0-DS-signed.zip」
    「adb push libhtc-ril-so.zip /sdcard/libhtc-ril-so.zip」
    「adb push gapps-mdpi-tiny-20101020-signed.zip /sdcard/gapps-mdpi-tiny-20101020-signed.zip」

  6. RA-sapphire起動
    全ての準備が整いましたので、HT-03AをPCから切り離して下さい。
    そして、HT-03Aをシャットダウンしておきます。
    次に特殊な起動を行います。
    HOME + 電源ボタンで起動すると、RA-sapphireが起動します。

  7. リカバリバックアップ
    とりあえず、元に戻せるように リカバリを取ってきます。
    nand backupを選択して取っておいて下さい。

  8. Wipe
    次にWipeを選択して、(factory default)お掃除します。

  9. OSのUpdate
    Flash zip from sdcardを選択して、update-cm-6.1.0-DS-signed.zipによりOSを2.2化します。
    続けて、libhtc-ril-so.zip、gapps-mdpi-tiny-20101020-signed.zipも選択して投入します。
    後は、Power offで、電源を落として、起動すれば、Android2.2となって起動します。


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