さて、とりあえず、ウーファを本体より取り出してみます。

外し方は、まわりのネジを外せば、取れます。
ネットワークから配線されているケーブルを外した方が作業しやすいので、とりあえず、外しときます。
半田付けされているのではなく、端子に結びつけられているだけなんで、ペンチでも使ってはずしましょう。
取り出した、ウーファの周りには、紙っぽい素材の物が貼り付けられているので、これは、なんとか、外すというより剥がします。

この紙は、後で、戻す時に使うので、綺麗に剥がしましょう。
別に破れても、作れる人は、いいんでしょうけど、当方は、面倒臭かったので、再利用しました。


せっかくなんで、301の中をちょっと、覗いてみましょう。
何か、ランプみたいなのが入ってるんですが、噂では、余分な電力をこれに流すと聞いたことがあります。

さて、これからが、エッジの張替えになります。
とりあえず、古いエッジを手とか、マイナスドライバとかで、剥がしまくります。
この作業は、慎重かつ大胆に行いましょう、おそらく、この作業で、出来上がりに差がつくと思います。
綺麗にエッジを剥がしたところに新しいエッジをのせていきます。
とりあえず、コーンの周りにボンドをのせて、エッジにも多少ぬります。
この分量が非常に難しいのですが、つけすぎると、コーンまではみ出てきて、仕上がりが汚くなってしまいます。
だからといって、薄すぎると、すきまが出来てしまうので、音に影響が出るかもしれません。
最初に一部分で試してみて、分量を確認してから作業を行う方が良いでしょう。
ということで、エッジの内側をくっつけた状態です。

ちょっと、ボンドがはみ出してます。 みなさんは、こうならないようにしましょう
あと、コーンがしっかり中心にくるように、細心の注意が必要です。
手でコーンを押してみて、何かにぶつかるような感じだと、非常によろしくないので、位置決めの時に十分、気を配って下さい。
今度は、エッジの外側と金具をくっつけます。内側の時とどうように、ボンドをエッジと金具にぬり、くっつけます。
ここでは、多少はみ出しても目立たないんで、大胆に行います。
外側は、どうしても、エッジが浮いてしまうので、重りで押さえつけて乾かすことにします。
ここで、先ほど剥がした紙が活用されます。
剥がした紙をエッジの外周にそって配置し、上に重りになりそうな物で押さえつけます。

なかなか、凄い絵ですが、我慢して下さい。
これで、2時間程置いておくと、結構、いい感じに固まってました。
最後に、紙を金具に貼り付けるんですが、とりあえず、表面に新しい、ケント紙を貼り付けて綺麗に仕上げてみました。
器用な人なら、新しく製作するのも良いのでしょう。

ということで、1日程度、乾かしてから、音出しで、感動してみます。
最初は、しっかりと低音がならないようですが、1~2時間程度で、本来の音が出てきます。
こうなると、普通にスピーカを買うより、愛着が湧いてより良く聞こえるような気がします。
今度は、301AVでもリペアしてみたくなりました。
では、みなさんも、楽しんで下さい。

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